
かじぃさんです。
あなたは、脱サラして好きなことで起業したい!開業して実店舗経営をしてみたい!…だけれど、夢を実現させるには資金が足りないことにお悩みではないですか。
やってみたい夢がある。だけれども、資金が足りなくて夢への挑戦を諦めてはいませんか。
実は、約5年前。
わたし自身も今のあなたと同じように「開業したい!…でも開業資金がない…」と悩んでいました。

悩みつつも、わたしは起業にあたり300万円以上の資金調達に成功しています。
資金調達を進めるにあたって、わたしが実際に行った対策についてこの記事であなたにお伝えします。
資金調達を成功に導く3つのポイント
1.事業計画書、経営計画書を作り込む
資金調達を行う期間は銀行や金融公庫から融資を受ける、投資してもらうなど方法はいくつかあります。
いくつか方法がある中で、共通して使えるツールとして「事業計画書」「経営計画書」をしっかり作り込むことをオススメいたします。
資金調達を行うときに、わたしはこれまでに日本政策金融公庫や銀行に出向き、事業についてお話を聞いていただきました。
日本政策金融公庫であっても、銀行であっても、面談の時に必ず出るキーワードが「事業計画」「経営計画」です。
日本政策金融公庫や銀行は、お金を借りたい人が「どんな理由でお金を借りたいのか」「どんな仕事で開業しようとしているのか」「開業するために具体的にいくら資金が必要なのか」「利益があがってくるまでにどれくらいの期間がかかりそうか」「市場のニーズはあるのか」「お金を貸したとして、ちゃんと返してくれるのか」このような点を知りたいと思っています。
あなたも、友人に「ちょっと今手持ちがないから、建て替えて置いてくれない?」などとお願いされた時には「いつ返してくれる?」「ちゃんと返してくれる?」と考えますよね。
開業資金は友人間の貸し借りとは異なり、あなたが準備できない分の大きな金額が動きます。
だからこそ、お金を貸す側の機関は、開業しようとしているあなたの事業について利益が出せる見込みがあるものなのか、貸したお金をちゃんと返済できる人なのか、という部分について「根拠を持って」知りたいのです。
口頭での説明では「根拠」の部分は証明できません。たとえ根拠があることだとしても、その根拠はあなたにしか分かりません。
事業計画や経営計画は、あなたの事業や資金繰りなど「根拠を見える形で相手に伝えるため」に作ります。
また、融資を受けた後は、あなたが立てた事業計画や経営計画があなたの事業の羅針盤にもなります。
迷ったとき、事業計画、経営計画を振り返って活動に落とし込むことでブレずに事業を創っていくことが出来ます。

2.お金に対する計画性を通帳の履歴で証明する
あなたは、今の時点では開業資金が足りなくて頭を抱えているかもしれませんが、資金調達を行う際には「今不足している」ことよりも「お金に対する計画性」を重視されます。
最近は紙の通帳が廃止されている銀行も多くなってきていますが、通帳記帳や毎月ネットバンキングのデータを出力しておくなどしてお金の動きをみられるようにしておくとよいです。
資金調達の際は、開業のために毎月少額ずつでも預金していたり、臨時収入が入ってきた時にパーッと派手な使い方をしていないか、など「普段のお金の使い方、お金の動き」をチェックします。
今の時点で開業資金が足りなかったとしても、コツコツ積み上げるあなたの計画性の高さに好感を持たれる場合もあります。
今資金が足りない、と諦めるよりも「今、夢のためにできること」を堅実に取り組むことが、あなたの夢を実現させる近道に成りえます。
3.金融での事故は起こさない
持ち家の方は家のローン、車を持っているなら車のローン、クレジットカードを切って購入した高額な商品。
あなたのご家庭でも、何かしらのローンがあるかと思います。
ローンがあったらダメ、と言いたいのではないです。
あなたがローンを組んで何かしらの高額な商品を購入していたとしたら、ローンの事故を起こさないように注意を払ってください。
ローンが支払えなくて返済が滞ってしまうと、「返済ができない人」とデータに残ってしまいます。
どんなに事業計画や経営計画が素晴らしいものだったとしても、「お金を貸しても返してくれる見込がない人」には、誰だってまとまった資金を貸したくはないですよね。
「ローン組んで買い物していますが、ちゃんと返済できていますよ」というこれまでの状況も、資金調達の時には見せられるようにしておくと、相手への信用に繋がります。
開業資金の調達のために、実際にわたしが行ったこと
1.事業計画書、経営計画書を作る
実際にわたしが資金調達の相談に行った際には、A4サイズのクリアファイル、厚さ5cmはあるバインダーに、資料が差し込めなくなるくらい事業計画、経営計画を作って資料を詰め込みました。
開業後の経営計画についても、開業直後、1年後、3年後、5年後…と見込で売り上げ予測を立てて提出しました。
「損益分岐点を超えるまでに〇か月見込みで時間がかかるため、運転資金には〇か月分の〇〇万円が必要になる」といった具合に、具体的な数字や期間を表やグラフで出し、不測する分の金額も「いくら、このような理由で足りない」という部分を明確にしました。
ただ見積もりを取るだけではなく「購入すると〇〇万円ですが、リース契約で初期費用を小さくすることを考えています」といった経費を抑える工夫についても、自分の考えを述べられるように準備を行いました。
特に新規で開業する場合は、売り上げの予測を立てることはとても難しいことだと思います。実際に、わたしが事業計画、経営計画を立てた時に一番苦労した部分でもあります。
しかし、開業してからこの売り上げの予測が出来ないと、開業後に経営を行っていくことが出来ません。
経営者は、未来の数字を予測して今、判断していくといった技術も必要になります。
市場から求められているニーズや競合の様子、比較などのデータをおこして、未来のあなたの事業の予測を立てていきましょう。
2.まとまった開業資金はなかったが、毎月コツコツ預金している痕跡があった

わたし自身、まとまった開業資金を持っていたかというとそうではありません。
どちらかというと、毎月赤字で預金を切り崩して生活をしていたほどです。
共働きでしたが、毎月かなりカツカツに切り詰めた生活をしていました。
しかし、本当に微々たるものではありましたが毎月生活費とは別に開業資金用に別に分けて預金していたり、本業の他に副業を行う形で給与以外の収入を得られる方法を立てたり、コツコツと積み上げてきていた痕跡を評価していただけました。

また、保険や車、家など、解約したり売却することで資金を得ることが出来るものもいくつか持っていたことも良かったのかなと思います。
手堅く、コツコツ積み上げる作業ができるかどうか。実は事業や経営においてコツコツできるかどうかは重要なポイントにもなってきます。
3.金融での大きな事故が無かった
車や家のローンなど、我が家もローンの支払いには追われています。
しかし、カードが使えなくなったり契約を切られるなどといった大きな金融での事故は起こしていません。
振込みや引落としなどは、余裕を持って支払いが滞りなくできるように前もって準備をしておきましょう。
他に、準備でやっておいた方がいいこと
1.web、SNS回りの準備
webやSNSはすぐに集客の道具として役に立つかと言えば、そうではありません。
webサイトやブログを新規で構築した場合、最低6か月、SNSもアカウントが育つまでに毎日発信をして認知してもらうまでに時間がかかります。
特に開業後は、開業後に行う煩雑な作業も多くweb回りに時間をかけられないことも多いです。
前もって雛形だけでも先に作って集客見込みで動かす媒体に育てておくと、開業した後の作業がとても楽になります。
2.家族、親戚からの援助が受けられないか調べる
なかなか縁者を頼ることができない人もいるかと思います。
わたし自身も実父と関係性が良好だったわけではなかったため、なかなか開業について話を切り出すのに躊躇しました。
しかし、身内を納得させられない事業を展開したとしても、身内すら理解、納得していないものを他人が納得できるはずがないですよね。まして、納得できないものに対して、お客様はお金を払いません。
腹を括って父に開業について相談をした時、「もしも、どこからも金を借りられなかったら、その時は俺に言え。俺が何とかしてやる」と返事が返ってきた時のことは、きっとわたしは生涯忘れないと思います。
父からは大反対されるだろうと、そればかり考えていました。
実際に返ってきた返答は、誰よりも背中を押してくれる一言でした。
家族、親戚から協力を得られる人はいないか、相談してみることをオススメします。
金銭的な援助ではなくても、別の形でサポートが得られる場合もあります。
3.リカバリーする手段を準備しておく
夢を持って開業したとしても、完璧に計画通り上手くいくことありません。
最悪の場合、借金だけを残して事業の継続が困難になるリスクも十分にあります。
夢や希望を語る時に「万が一」を考えたくないあなたの気持ちは、とてもよく分かります。
「万が一、上手くいかなかったら…」なんて縁起でもないですもんね。
ですが、現実として「最悪の事態」が未来で起こるかもしれないことを知っておいてください。
わたしの場合、「最悪の事態」を切り抜ける手段として開業後は店休を利用して別の仕事も掛け持ちで働いていました。
ですので、開業後半年ほどは自分の時間は一切ありませんでした。事業を軌道に乗せるまでは当然のことと覚悟もしていましたので、苦でもありませんでした。

夢を持って開業したとしても、新型コロナ世界規模のパンデミックのような想定外のことも起こります。
想定外のことを先に想定しておいて、万が一の時にどんな手段でリカバリーして立て直すか。
万が一の穴は、先に埋めておくことが大事になります。
まとめ
今回は開業資金を調達をする上で押さえておきたいポイントを絞ってまとめてみました。
この記事で紹介したから確実に資金調達ができるかと言えば、そうではありません。
しかし、資金調達をしてくださる機関にあなたの開業プランを伝える時に、プラスに働いて資金調達の成功確率を上げられたらいいなという思いで、今回の記事を書きました。
わたしが起業した時には、起業に関しての情報も少なかったため、事業計画や経営計画を作る上で相談なども誰にもできないまま資料を作りました。
だからこそ、あなたの手に取りやすい情報源としてわたしの経験がお役に立てたら嬉しいです。